| 注文番号 | 9094 | |||
| 汚染の代償 | ||||
| 豊島事件の23年 | ![]() |
|||
| 生命と環境21 | ||||
| A5判 | 280頁 | |||
| 實近昭紀著 | ||||
| 2000円 | かもがわ出版 | |||
| 瀬戸内の美しい小島が50万トンもの産業廃棄物が埋まる“ゴミの島”になってしまったことで知られる豊島事件。世界的民間環境団体のグリーンピースは、ダイオキシンをはじめとした化学汚染を重く見て、世界の12大有害物質汚染地域に豊島を加えた。事件をめぐる国の公害調停は最終局面を迎えているが、投棄された産廃の処理には300億円をこえる公的資金、すなわち国民の税金が必要とされる。一営利業者の長年にわたる不法投棄がなぜ食い止められなかったのか、その原因と責任はいったいどこと誰にあったのか――著者は、23年にわたる事件の経過と住民のたたかいを克明に追いながら、そのことを厳しく検証していく。さらにその上にたち、「豊島は日本と瀬戸内のごみ問題を考える試金石である」という立場から、環境問題をめぐる行政の在り方や住民運動の課題と教訓を明らかにし、「ゴミ減量化社会システム」への転換を展望している。巻末には詳しい「豊島年表」が付けられている。「生命と環境21」シリーズの一冊。 | ||||